カリキュラム:課外活動
サンライズでは特別活動として、ダンスレッスン、サッカーレッスン、スイミングレッスンを実施しています。
「運動が得意な子は勉強が苦手」というのは思い違いで、運動と知能の発達には相関関係があります。
「文武両道」「心・技・体」
できる子は勉強もスポーツも両方得意な場合が多いと思いませんか?
【ダンスレッスン】
~リズム感やバランス感覚だけではなく、協調性や社交性も学ぶ
運動能力や音楽能力の遺伝率の高さから想像すると、リズム感の遺伝率も7,8割には及ぶだろうと考えられます。
しかし、能力系の環境影響は幼児期で大きいことが知られていますし、
その子の遺伝的な要素が変化するわけではないですから、小さいうちからの練習は有効です。
子どもの習い事で人気ランキングの上位にのぼる「ダンス」。
中学校ではダンスが必修科目となり人気にも拍車がかかっています。
人前で踊ることに抵抗のある子どもにとっては、
この恥ずかしさを払拭することがダンスを習う上でまず克服する壁!
乗り越えることで大きな自信につながります。
音楽にあわせて踊ることでリズム感やバランス感覚を養い、
じっくり体幹を鍛えるなど、身体の面以外でも発達が期待できます。
チームや仲間と一緒に踊るダンスであれば、協調性や社交性を身につけることができ、
地道に練習を積み重ねることで忍耐力も養います。
ダンスは先生の動きをみて真似るのが基本ですので、
「見る力」や「聞く力」など観察力も鍛えられます。
【サッカーレッスン】
~選択的注意と分散的注意
脳科学では集中という言葉は使わず、注意という言葉を使います。
注意には、選択的注意、分散的注意、注意の持続があります。
選択的注意が一般で言う集中ですが、一つのことに集中するだけではうまくないことはたくさんあり、
周囲やその他の部分への分散的注意も必要です。
サッカーなどではそれが必要ですし、学習でも複雑な問題の処理では分散的注意が必須です。
横浜FCの広々としたグランドで、専門のコーチによるレッスンを実施しています。
サッカーは対格差のハンデがほとんどないスポーツと言われています。
アルゼンチンのメッシ選手は169㎝、マラドーナは167㎝、長友選手は170㎝
日本のプロサッカー選手の多くは170㎝台の人が多く、標準の人と変わりません。
なぜ、サッカーは対格差のハンデが少ないのでしょうか?
実はサッカーは身体だけでなく「頭脳」を使うスポーツだからなのです。
他のスポーツももちろん頭は使いますが、その違いは「ひらめき」「想像力」
サッカーでは、ボールや相手の動きに合わせて自分がどうすべきか瞬時に判断することが要求されます。
足でボールを扱いながら味方や敵の動きを見て、自分も動きゴールに向かって考えながらプレーするためには、
「脳を活性化」させなくてはなりません。
また、球技は「空間認識能力」を鍛えることもできます。
みんなで一つのボールを追いかけて、勝つために努力して、喜びや悔しさを周囲と分かち合うことで
仲間の大切さを学ぶ。
チームプレーに大切な思いやりや協調性を身につけることもできます。
【スイミングレッスン】
~東大生にスイミングに通っていた人が多い!
運動が脳に与える影響について、運動種別で明らかにした研究はないと思いますが、
しいていえば、有酸素運動、筋トレで、高齢者の認知機能向上が繰り返し示されています。
子どもたちでは運動能力テストと学力テストの成績が相関する、ということが言えると思います。
スイミングの良さは、水中で浮力が働くので、運動神経や能力に不安のある子どもでも、楽に継続できます。
スイミングを続けると心肺機能が大幅に向上し、酸素摂取量と血液循環が改善され、
その結果、疲労感が減少するので、自然と持久力を高め、集中力や長時間の勉強を持続できる体力が身につきます。
さらに、バランスよく全身が鍛えられるため、姿勢もよくなります。
子どもは心肺機能が未発達なので、呼吸法をマスターするまでは激しい疲労におそわれますが、
その苦しさやガマンを乗り越えていくことに自信が持てるようになり、
少しくらい嫌な事があっても文句や弱音を吐かなくなる忍耐強さを身につけます。