カリキュラム:主体性|サンライズキッズ インターナショナルスクール

menu
育脳お役立ちコンテンツ

育脳お役立ちコンテンツUseful content for Brain Development

カリキュラム:主体性

育脳お役立ちコンテンツ 2019.06.01

主体性とは?

自分の意思判断を持ち、責任を持って行動する姿勢のことを差します。

最近では≪主体性のある保育≫が注目されていますね。

しかし、主体性のある保育とはどういったことなのでしょうか?そしてどういいのでしょうか?

 

≪自分の意見を述べる習慣の違い≫

日本の教育現場は、昔からどちらかというと集団で授業を受け、受動的になりがちです。覚える事はとても得意で、識字率も高く、授業を受けていればテストでも良い点を取れるでしょう。ただ、「一つのトピックに対して自分なりの意見を述べて下さい。」と言われると、なかなか手を上げにくかった経験はありませんか?自己主張をする事は、実は日本人は世界で比べるとあまり慣れていないんです。ですから、失敗を恐れたり、自信が無くて諦めたり。協調性が鍛えられる日本人だからこそ、道からはみ出してはいけないという意識が強い傾向にあります。

海外の教育をのぞくと、頻繁に前に出て発表したり、ディスカッションして色々な意見を聞く機会がとても多く、自由に表現する環境が整っている為、〈失敗する〉という概念が無いのかもしれません。学力トップと言われているフィンランドでは、ものすごい姿勢で椅子に座ったり、寝そべってプリントをしている姿をTVで見かけました。でも、自分のやりたい格好で取り組むことで余計な意識が働かなくて済み、勉強に集中できるようです。

 

≪主体性は脳を刺激、活性化させる!≫

主体性を持つという事は、それだけ〈自分で考えて行動に移す〉という事です。ただ、子どもは自分が任せてもらえた事で、やる気を起こすドーパミンが刺激され、喜んで取り組もうとします。

この過程の中ですでに脳は活発に働いており、脳内のワーキングメモリが整理され、記憶力UPや前頭葉の刺激で判断力や行動力の成長にも繋がります。そして、やった後の達成感や誉められたことで次へのやる気にもつながり、「どうして?」「なぜだろう?」などの好奇心、探究心が刺激され、ドーパミンがさらに分泌されて学習力Upの相乗効果が期待できます。

ですから、「自分でやってみたい!」と思う事は、とことんやらせてあげるといいですね。

興味、関心を持つことが脳の成長に多大な影響を与えます。

 

≪サンライズの主体性≫

サンライズでもインターナショナルスクールだからこそ味わえる主体的な活動を沢山取り入れています。信頼できる先生のもとで、少人数ならではの意見が述べやすい環境やプレゼンテーションの場、ロールプレイやゲームでの子どものリード等多岐に渡ります。

・子どもの意見を受け入れ、保育に取り入れてみる。(ex.拾った花で押し花造り)

・廃材制作(好きな空き箱で好きなものを造る)

・子どもに選択肢を与える。(ex.紙の色、着替え時の洋服、おもちゃ、コーナー遊び等)

・子どもが先生になって友達をリードする(ex.お店屋さん、お当番さん、ゲームのオニ役)

・子ども達が話し合って決めごとをしたり、トラブルを解決する

・その日によくできた事に対してポイントをもらい、貯めると賞状がもらえる

見学に来られた方によく、

「子ども達がレッスンで楽しそうに学んでいる」

「子ども達の意欲が非常に高い」

等とお声を頂く事があります。もちろん常に自由なわけではありませんが、これも私たちが望む、メリハリを持った≪子ども主体の保育≫がいい結果に結びついているのではないかと期待しております。

子どもは自分で決めたことを忠実に取り組み、達成しようとする姿勢を持っています。

サンライズでは少しでも多く子ども達の成長を助長できるよう今後も質の高い保育を心がけていきます。

Page Top