新学期が始まり、新入園児も英語で過ごすサンライズインターナショナルスクールでの生活にすっかり慣れ、可愛い笑顔が沢山見られるようになりました。
人格形成の基盤となる乳幼児期は、誰とどんな環境で過ごすかがとても大切だと言われています。信頼できる人の声、表情によって、安心して気持ちよく生活が出来、その中でも信頼できる人とのボディータッチは信頼ホルモン、オキシトシンの分泌を高め、お互いの絆も高めます。このオキシトシンの分泌が増すと、やる気を引き出すドーパミンの分泌も増しやすくなり、学習効果も促進されます。また多少の困難な事にも意欲的に立ち向かい、「自分は出来る!!」と自己肯定感が高まり、チャレンジする力が育まれます。幼い頃からこの【自己肯定感を育むのは大切】というのは、保護者の皆様も一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。サンライズインターナショナルスクールでは積極的に子ども達と触れ合い、子ども達が本当に楽しいと思える活動を通して安心して過ごせることを大切にしています。
ドーパミン・サイクルの重要性
ストーリータイムでは季節の絵本の読み聞かせを行っています。読み聞かせの際は、話すスピード、間、声の色、表情を上手に使って、子ども達をお話の世界に引き込みます。子ども達は「What’s next?」とページをめくるたびにワクワクしています。また、先生に読んで欲しい本がある時、「Can you read this book, please!」とお願いをし、先生のそばや膝に座り、英語の本の読み聞かせを楽しんでいます。またミュージックタイムでは入園して間もない子どもも既にお気に入りの歌があるほど、みんな大好きな時間のひとつです。お気に入りの歌を聞いた後は楽しさのあまり「One more please!」と何度もリクエストしています。コロナウィルス感染防止の為、マスクで先生の口元が見えないにも関わらず、子ども達は聞いた音楽をすぐに覚えて体を動かし、耳で聞いた音楽(音)を、意味が分からずとすぐに歌詞を覚えていく様子にはいつも驚かされます。このように歌や絵本の読みきかせ等を通じて英語の音をたくさん聞くことで「英語は楽しく、面白いもの」だと認識していきます。楽しい体験を通してドーパミンが分泌され、人間は気持ちが盛り上がり、そのような体験を何度か繰り返すと脳がまた気持ち良かった出来事を思い出し「あの楽しい事をもう一度やろう」と指示を出します。この指示によって、人は夢中になれることを見つけ出し、それを成功させるために熱中し、やり遂げる力が育っていきます。
英語の土台作りには、英語に対してドーパミンのサイクルを作ることが出来るかどうかが重要なポイントとなっています。私たちサンライズインターナショナルスクールでは「英語で会話すると楽しい」「伝わると嬉しい」など子ども達が感じられるような声掛けを心掛け、そして信頼する大人に囲まれ安心感や大人との絆、信頼関係を築き、英語脳を伸ばしています。保護者の皆様も、お子様をお迎えの際、是非英語で声を掛けてください。そして「伝わる楽しさ」を感じて頂けたら嬉しいです。