マスク子着用によるどもの発達の影響について|サンライズキッズ インターナショナルスクール

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マスク子着用によるどもの発達の影響について

育脳お役立ちコンテンツ 2021.03.01

世界的なコロナ禍に入り、早一年が経過し、もはや通年マスク着用は当たり前の世の中となりました。
しかし子ども達は引き続き保育者とのコミュニケーションをとりながら成長を重ねています。しかし、マスクをした大人の下で、果たして以前と比べて発達に影響はないのか?と言う点についてお話したいと思います。

言葉の獲得は可能
赤ちゃんは大人の目を中心に鼻、口を見て顔認識をし、口の動きを視覚的に捉えて言語を獲得していくとも言われています。

成長すると大人の表情から感情を理解できるようになります。
マスクをしていたら表情がよく見えないですよね。声もマスクでこもって聞こえづらかったりします。
先生達も沢山笑顔を見せたいのにうまく伝わらないではないか?など心配されている方もいるのではないかと思います。

もちろん今までより感情の把握に時間がかかる事象が実際に起きているかもしれませんが、

日々の触れ合いの中で育まれた信頼関係のもと、声のトーンや目やしわの動きで子ども達は高い順応力を発揮してコミュニケーションが可能と言われています。
英語で保育をしていても、確実に園児の英語力は伸びています。
実際にどれだけ関わって絆を深めているかも、言葉を獲得していく上で重要なことが伺えます。

 

分かりやすい表現も取り入れる
今後もマスク着用は続いていく状況を考慮し、我々保育者もプラスアルファで配慮していく事も考えていくといいかと思います。
今まで以上に声のトーンに差をつけ、感情豊かに表情する、身振り手振りをより加える、信頼関係の構築にはやはりスキンシップが有効ですので、会話しながら頭や肩をさりげなく撫でたり、一緒に遊ぶ時間を多く持つなど、効果的な取り組みは沢山あります。

コロナ禍であるからこそ、その時代に合わせた柔軟な取り組み方が問われていく事と思います。
大切な成長期を生きる幼児期の子ども達を思い、今後もぜひ一緒によりよい教育を考えていきたいですね。

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