五感を通した刺激|サンライズキッズ インターナショナルスクール

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育脳お役立ちコンテンツUseful content for Brain Development

五感を通した刺激

育脳お役立ちコンテンツ 2022.09.01

人間の脳内には、情報処理をする神経細胞(ニューロン)が、1000億個以上あるといわれています。このニューロンが、複雑に結びついて情報伝達し、柔軟にネットワークを変えていくことで、脳は変化し、成長します。このニューロンに新たな結びつきを生むために必要なのが、”刺激”です。

何かを見たり、聞いたり、触ったりといった五感を通した刺激が、電気信号となってニューロンに送られます。この刺激によって、ニューロンとニューロンの間に「スパイン」というこぶが生まれ、「シナプス」という接続点をつくり、さまざまな情報が伝達されていくのです。

生まれてから、刺激を受け、それを脳が解釈し、新しい刺激に対して、新たな解釈ネットワークを作ることでシナプスが増え、神経回路がつぎつぎと作られていきます。

言葉が出始める1歳頃、あるいはそれ以前から、言葉による刺激がとても大切です。身近にいる人の語りかけてくれる言葉によって、たくさんの刺激を受け、シナプスがつながっていきます。実際、様々な能力の内、家庭環境の影響が最も強いのが言語能力です。

発音が不明瞭だったり言い間違いがあったりした時に、すぐその場で注意すると子どもは話すこと自体が嫌になってしまうことがあります。大事なのは自発性ですから、話そうとする移植を大切にしましょう。「正しい発音ネットワーク」の構築は二の次です。とはいえ、保育者がなるべくはっきりとした発音で、主語・述語がわかる正確な話し方をして聞かせるなど、正しい発音環境は大切です。

 

また、手指を器用に使うことは脳の発達に大きく影響します。知的活動の中核部分は、手指のコントロールにかかわる部位の知覚にあり、頭の働かせ方は指の動かし方から始まっているようなのです。そのため、指先を使う遊びを積極的に取り入れることは、脳の発達にはいいことです。

 

サンライズキッズインターナショナルスクールでは、見て・聞いて・話して・そして触ったりといった五感を通したよい刺激を、効果的に与えられるよういろいろな工夫をしています。

例えば2歳児クラスでは、アルファベットが大きく5文字(A~E)書かれた板に、同じ大きさと形で切り取られた文字(A~E)を、板に書いてある文字にきれいに合わせて置きながら発声します。

「始めていいですか?」など保育者の話す英語を復唱しながら、手指を器用に使って文字合わせが上手くできるようになっていきます。

英語を聞き・話し・そして読み書きだけでなく、同時に身体を動かし・使うことの刺激を

大切にしています。

 

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