絵本の読み聞かせと育脳|サンライズキッズ インターナショナルスクール

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絵本の読み聞かせと育脳

育脳お役立ちコンテンツ 2021.11.01

育児を行う上で親しみ深い絵本。今日出版される絵本には、親子揃って楽しめるものが多くあります。アメリカでベストセラーとなった『読み聞かせハンドブック』(The Read-Aloud Handbook)の著者ジム・トレリースは、読み聞かせは子どもの興味や想像力、言語能力を刺激し、読み手の声は子どもの精神状態を落ち着かせるための強力な道具であると著しています。今回は絵本の読み聞かせが親と子どもにどのような影響を与えるのかご紹介します。

 

親子の読み聞かせは読み手である親の脳では前頭前野が活発に働き、聞き手である子どもの脳では大脳辺縁系、側頭頭頂接合部が活発に働くといわれています。

前頭前野はコミュニケーションや感情のコントロールなどの機能を持っています。本を読み聞かせることにより親は子どもをよく見て向き合うことで子どもの小さな変化に気づくことやコミュニケーションを活発にとることができ親子の絆を深めることでしょう。また大脳辺縁系は喜怒哀楽を生み出す機能であり、読み聞かせを通して子どもは豊かな感情や情緒を持つことができます。さらに側頭頭頂接合部は、視覚、聴覚、動き、意味などを合わせて処理し、想像力の中核となる部位。子どもは読み聞かせの間、様々な映像を思い浮かべており、これが子どもの創造力を育てることにつながるのです。

 

また同じ本を繰り返し読むことも重要です。同じ本の2回目以降の読み聞かせでは子どもが自分で発見したことや驚いたことについて積極的に声に出すことが増えます。これは繰り返し読むことで子どもに自ら考える余裕ができたことを示します。同じ本を繰り返し読むことは一見単調でつまらないと思われがちですが、子どもに安定感や対話をする面白さを感じさせる重要な行為といえるでしょう。

 

サンライズキッズインターナショナルでは毎日英語の絵本を読み聞かせする”Story Time”があります。Story Timeでは英語の絵本を保育スタッフが読み聞かせ、読み聞かせ後にお話に関する質問を子どもたちに投げかけたり、子どもたちが自ら感想を教えてくれたりします。Story Time以外でも遊びの時間で絵本をお友だちと読み合ったりするなど絵本の読み聞かせは常に身近な存在です。子どもに英語でものを考え、喜怒哀楽を持ってもらいたい!英語でのコミュニケーション能力を培ってもらいたい!とお考えの方はぜひサンライズキッズインターナショナルをご検討ください。

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