どんな時でも『自己決定』|サンライズキッズ インターナショナルスクール

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どんな時でも『自己決定』

育脳お役立ちコンテンツ 2023.07.01

Hello!サンライズキッズインターナショナルスクールです。新年度が始まって早いものでもう3か月。新入園児のお子さん達は家庭のような日本語での環境ではなく、生活のすべてが「英語」であることで、初めは言いたい事も言えずに意思疎通が難しいため、多くの時間を泣いて過ごすということもありました。これまで英語環境になかったお子さんが、急に言葉の分からない、そして意思疎通ができない環境で過ごすとことへの不安は当然あったことでしょうし、それは至って普通のことだと思います。

しかし、どうでしょう。通い始めて3か月が経つと、他のお友だちと一緒にmusic timeに参加したり、英語で話しかけられたら何となく言われている意味を理解し、「OK!」「Yes」「I did it.」などポツポツと口にする子が出てきます。3か月もすると毎日笑顔で過ごす子ども達の順応性の高さに感動しています。

こうして子ども達は一緒に過ごす人に慣れていき、環境に順応し、自分の好きな遊びを見つけ、安心して過ごせる環境を日々獲得していきます。サンライズキッズインターナショナルスクールでは、英語はもちろんですが、子ども達の遊び込める環境づくりを大切にしています。保育士が与えた玩具で遊ぶ環境ではなく、遊びの前には子ども達一人ひとりにWhat do you want to play? I want to…と子ども達に何をして遊びたいか問いかけ、『自己決定』を大切にしています。子ども達は自分で決定した遊びなので、納得するまで遊び込み、その集中力には驚かされます。当スクールではその遊びの際に以下のような3つ技法を活用しています。

 

キーワードは『3つのM』

その1:「見ていてね」

小さな子どもはまだ耳と目と手が一緒に動かせないので、見るときは見ているだけ、聞く時は聞くだけで大人のように「何かしながら」ができません。子どもに「見ていてね」と伝えるときは、子どもの目の前で「ゆっくり見せる」ことに注意しています。例えばアルファベットパズルで遊びたいというお子さんがいたとします。しかし、少し年齢的に難しいなと感じた時でも、この「見ていてね」で保育士がスローモーションでパズルをはめるところを見せるようにしています。はめる向き、色など情報を処理して、正しい場所にはめられるように、ゆっくりと手を動かし、パズルをはめていきます。何度か繰り返して見せた後、子どもにそのパズルを渡すと、そこからはもう自分の力ではめていくことが可能になっています。こうして、少し難しい挑戦を楽しい!できた!と感じられるように工夫しています。

その2:「待っていてね」

さて、こうしてやっているところを見せていると、子ども達はつい途中で「やる~」と手を出してきます。その際に伝える言葉は「待っていてね」です。この「待つ」という行為は子ども達にとって難しい事だと思います。

この「待っていてね」は最後まで見せることが大切で、子どものやりたい気持ちをぐっと抑えることで、待っている間に、子どもの心はやりたい気持ちでいっぱいになります。最後まで待てた子どもには「さあ、どうぞ、お待たせしました。あなたの番ですよ。やってみますか?」と問いかけ、本当にこの遊びをやってみたい!に繋げるようにしています。

 

その3:「もう一度やるから見ていてね」

1のステップ、2のステップを踏み、挑戦してみる子ども達。しかし、やってみたけど上手くいかずに失敗することも多くあります。パズルはその典型例です。パズルを上下ひっくり返して試したり、どこかな~?とあちこち置いてみたり、何度も挑戦しても上手くいかないこともあります。しかし、子どもが失敗してしまった時に「こうやって、ここをこうして」と保育士がやり直しをしたり、手は出さないけど「ここは違う。そうじゃないダメダメ」など口で修正することは絶対にしません。子ども達は口で言われても、なぜ上手くいかなかったのか理解できないので、こんなときは当スクールの保育士はこのように関わります。「先生がもう一度やるから見ていてね」と言って、最初と同じことをやって見せます。決して「ここが間違っていたよ」など訂正しながら教えるのではなく、「子どもがつまづいているところをゆっくりとやって見せる」ようにし、最終的には「そうか!ここが違ったんだ」と「自ら気づく」ことに繋げるように関わっています。

Hello!サンライズキッズインターナショナルスクールです。新年度が始まって早いものでもう3か月。新入園児のお子さん達は家庭のような日本語での環境ではなく、生活のすべてが「英語」であることで、初めは言いたい事も言えずに意思疎通が難しいため、多くの時間を泣いて過ごすということもありました。これまで英語環境になかったお子さんが、急に言葉の分からない、そして意思疎通ができない環境で過ごすとことへの不安は当然あったことでしょうし、それは至って普通のことだと思います。

しかし、どうでしょう。通い始めて3か月が経つと、他のお友だちと一緒にmusic timeに参加したり、英語で話しかけられたら何となく言われている意味を理解し、「OK!」「Yes」「I did it.」などポツポツと口にする子が出てきます。3か月もすると毎日笑顔で過ごす子ども達の順応性の高さに感動しています。

こうして子ども達は一緒に過ごす人に慣れていき、環境に順応し、自分の好きな遊びを見つけ、安心して過ごせる環境を日々獲得していきます。サンライズキッズインターナショナルスクールでは、英語はもちろんですが、子ども達の遊び込める環境づくりを大切にしています。保育士が与えた玩具で遊ぶ環境ではなく、遊びの前には子ども達一人ひとりにWhat do you want to play? I want to…と子ども達に何をして遊びたいか問いかけ、『自己決定』を大切にしています。子ども達は自分で決定した遊びなので、納得するまで遊び込み、その集中力には驚かされます。当スクールではその遊びの際に以下のような3つ技法を活用しています。

 

キーワードは『3つのM』

その1:「見ていてね」

小さな子どもはまだ耳と目と手が一緒に動かせないので、見るときは見ているだけ、聞く時は聞くだけで大人のように「何かしながら」ができません。子どもに「見ていてね」と伝えるときは、子どもの目の前で「ゆっくり見せる」ことに注意しています。例えばアルファベットパズルで遊びたいというお子さんがいたとします。しかし、少し年齢的に難しいなと感じた時でも、この「見ていてね」で保育士がスローモーションでパズルをはめるところを見せるようにしています。はめる向き、色など情報を処理して、正しい場所にはめられるように、ゆっくりと手を動かし、パズルをはめていきます。何度か繰り返して見せた後、子どもにそのパズルを渡すと、そこからはもう自分の力ではめていくことが可能になっています。こうして、少し難しい挑戦を楽しい!できた!と感じられるように工夫しています。

その2:「待っていてね」

さて、こうしてやっているところを見せていると、子ども達はつい途中で「やる~」と手を出してきます。その際に伝える言葉は「待っていてね」です。この「待つ」という行為は子ども達にとって難しい事だと思います。

この「待っていてね」は最後まで見せることが大切で、子どものやりたい気持ちをぐっと抑えることで、待っている間に、子どもの心はやりたい気持ちでいっぱいになります。最後まで待てた子どもには「さあ、どうぞ、お待たせしました。あなたの番ですよ。やってみますか?」と問いかけ、本当にこの遊びをやってみたい!に繋げるようにしています。

 

その3:「もう一度やるから見ていてね」

1のステップ、2のステップを踏み、挑戦してみる子ども達。しかし、やってみたけど上手くいかずに失敗することも多くあります。パズルはその典型例です。パズルを上下ひっくり返して試したり、どこかな~?とあちこち置いてみたり、何度も挑戦しても上手くいかないこともあります。しかし、子どもが失敗してしまった時に「こうやって、ここをこうして」と保育士がやり直しをしたり、手は出さないけど「ここは違う。そうじゃないダメダメ」など口で修正することは絶対にしません。子ども達は口で言われても、なぜ上手くいかなかったのか理解できないので、こんなときは当スクールの保育士はこのように関わります。「先生がもう一度やるから見ていてね」と言って、最初と同じことをやって見せます。決して「ここが間違っていたよ」など訂正しながら教えるのではなく、「子どもがつまづいているところをゆっくりとやって見せる」ようにし、最終的には「そうか!ここが違ったんだ」と「自ら気づく」ことに繋げるように関わっています。

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